お子さまが矯正治療を行う
2つの目的とは
健全な永久歯列の完成
顎の骨を健やかに成長させて歯が生えるスペースを確保し、健全な永久歯列を完成させるサポートをします。
永久歯の位置の調整
すでに生えている永久歯の並びを整えつつ、新たな歯が正しい位置から生えてくるように調整を行います。
お子さまの時から
矯正を始める4つのメリット
顎が正しく発育するように促す
歯並びを整えると、見た目だけでなく噛み合わせが良くなります。そのため早い段階で歯並びを良くすれば、お子さまの顎も正しく発育を促すことが可能です。
歯が動きやすく、矯正中の痛みが少ない
成長途中のお子さまは大人と比べて歯が動きやすいため、スムーズに矯正治療を行えます。また、取り外しのできる矯正装置を用いれば痛みや圧迫感もほとんどありません。
将来の抜歯が不要になる可能性がある
大人になってからの矯正では健康な歯を抜く場合があります。しかし小児矯正はお子さまの成長に併せて顎を広げるため抜歯の可能性が少なくなります。
お子さまのコンプレックスを解消
キレイな歯並びを手に入れることができればお子さまのコンプレックスを解消でき、健全な心の発達を促進することができます。
歯並びの乱れにつながる癖を
治す
MTFを行ってみませんか？
お子さまの歯並びが乱れる原因には、指しゃぶりや頬杖などお口周りの癖があります。癖を矯正せずに放置してしまうと、歪みが生じて健やかな顎の成長が妨げられますし、筋肉のバランスも崩れるため歯並びが乱れていきます。
「腔筋機能療法（MFT）」は、お子さまのお口周りの筋肉のバランスを改善し歯並びを整える処置です。マイオブレースというマウスピースを使用し、本格的な小児矯正よりも少ない痛み・短い期間で矯正できるのが特長です。お子さまのうちから矯正しておけば、大人になって健康な歯を抜くリスクが減少しますので、ぜひMFTをご検討ください。
お子さまの将来を見据えた
検査・診断を行います
お子さまは顎が未成熟で歯を移動させやすいからこそ、矯正治療では適正な位置に動かすように注意を払うことが必要です。当院では適切な小児矯正治療のために、事前の検査や診断をじっくりと行います。
まず、お子さまの歯やお顔のレントゲン撮影、顔面写真や口腔内写真の撮影、歯列模型の製作をして現在の状態をさまざまな角度から調査。さらに筋電図での検査や歯科用CTでの撮影、3Dスキャナーで歯の動きのシミュレーションも行います。このように当院では治療前にさまざまな角度から検査や診断を行い、お子さまの将来を考えた正しい歯並びや顎の成長をサポートします。
当院で使用する矯正装置について
マイオブレース
歯並びが悪くなる前の予防や乱れた歯並びの根本原因を取り除くことができます。マウスピース型の装置を日中1時間と就寝時、トレーニング時に装着することでお口周りの癖が改善し、筋肉を正しく使えるようになりキレイな歯並びを目指せます。
インビザラインティーン
永久歯が生え揃っていない混合歯列期のお子さま向けのマウスピース矯正です。ワイヤー矯正と異なり取り外しできるため、部活や授業時の運動、楽器の演奏も普通に行えます。金属を使用していないためアレルギーのあるお子さまにも適しています。
ムーシールド
受け口を改善するマウスピース型の矯正装置です。お子さまの顎の成長を利用して噛み合わせや舌の位置、唇の圧力のバランスを整えることで受け口を改善します。乳歯が生え揃う3歳くらいから装着可能です。
床矯正
入れ歯のような装置を、就寝時に装着して顎の成長を促す治療です。顎がじっくりと広がれば歯が生えるスペースが確保されますので、お子さまの将来の歯並びが整いやすくなります。乳歯・永久歯が混在する混合歯列期に行う治療です。